グレヴィール・ド・ブロワのMBTIはISTJ|愛と誇りを貫く警部
管理者GOSICK / ソヴュール警察/ブロワ家 ・ 警部/異母兄
グレヴィール・ド・ブロワのMBTI
ISTJ(管理者)
ヴィクトリカの異母兄で、ソヴュール警察の警部。
- I内向型
- S感覚型
- T論理型
- J計画型
グレヴィール・ド・ブロワ(ISTJ)の性格
ヴィクトリカの異母兄で、ソヴュール警察の警部。見事な好青年だが前髪だけドリル状に尖らせた奇抜な髪型をしている。ヴィクトリカの力を借りて難事件を解決しつつ、父の傀儡として彼女を監視する。
グレヴィールはソヴュール警察の警部として、既存の組織と手続きの中で職務を果たします。
なぜISTJなのか
グレヴィール・ド・ブロワをISTJと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
警察という既存秩序への忠実さ
グレヴィールはソヴュール警察の警部として、既存の組織と手続きの中で職務を果たします。ヴィクトリカの力を借りて手柄を独り占めにするのは、立場と体面を重んじる実利家の一面です。組織の枠組みの中で与えられた役割を全うしようとする姿勢は、ISTJの主機能である内向的感覚(Si)が既存の秩序や慣行を大切にする表れです。
家(父)への従順さ
ヴィクトリカから「ブロワ家(父)の傀儡であり自分の監視役」と評される通り、グレヴィールは疑問を抱いても親の意向に逆らえず従順に従います。家格や家長の命令という確立された序列を重んじ、自分の意思よりも家への義務を優先するのは、Siを軸に据えるISTJの責任感と忠誠心によるものです。
内に秘めた「愛と誇り」という揺るがない価値観
奇抜なドリル髪型や奇行を、周囲に笑われても「自らが選択をして貫いた信念の象徴」として受け入れ、卑下せず、揶揄されれば誇りのもとに怒ります。幼馴染ジャクリーヌへの愛を胸に秘めて滑稽な役回りを演じ続ける姿は、ISTJの第三機能である内向的感情(Fi)が、特定の相手と自分の誇りに対して深い忠誠となって現れたものです。
外見の奇抜さと内面の堅実さの対比
派手で奇抜な見た目に反して、グレヴィールの行動原理は極めて堅実で一貫しています。功名心と妹への恐れ、父への従順と幼馴染への愛情という矛盾を抱えながらも、選択した道を最後まで貫く姿勢は、柔軟さよりも一貫性と実直さを重んじるISTJの特徴です。
名場面と名言・名セリフ
愛と誇りを貫く宣言
自分は自分の愛と誇りを貫き、この姿を選んだのだから後悔はない
幼馴染ジャクリーヌの無実を晴らす代償として奇抜なドリル髪型にされたグレヴィールが、その姿を嘲笑うヴィクトリカへ返した言葉です。ISTJは目に見える評価や体裁よりも、自分が選び取った責任と約束に価値を置きます。外見の滑稽さを受け入れつつ、内面の愛と誇りだけは譲らないこの姿勢は、Siの一貫性とFiの内的価値観が結びついたISTJの信念をよく表しています。
逃亡する妹への激励
逃げると決めたのならどこまでも逃げ延びてみせろ
アニメ最終回、逃亡中のヴィクトリカを発見したグレヴィールが、わざと見逃して送った言葉です。父の監視役という立場を背負いながらも、最後は妹の自由を選んで背中を押すこの場面は、ISTJが内に秘めた家族への情を、職務や忠誠よりも優先させた瞬間です。この時、普段は素直になれないヴィクトリカが初めて「ありがとう」と感謝を口にしました。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
主機能の内向的感覚(Si)は、グレヴィールの堅実さと一貫性の土台です。警察という既存の組織の中で職務を果たし、家の序列と父の意向に忠実である姿勢は、確立された秩序や慣行を重んじ、過去から続く役割を内面化するSiの表れです。奇抜な髪型という代償を受け入れつつ、それを「選択して貫いた信念」として変えずに持ち続けるところにも、Siの一貫性が現れています。
補助機能の外向的思考(Te)は、グレヴィールの実利的な職務遂行を支えます。ヴィクトリカの推理を利用して手柄を立てる判断や、立場と体面を踏まえた立ち回りは、目的達成と効率を重んじるTeの現れです。感情に流されず、警察官としての職務を着実にこなす姿勢もこの機能によります。
第三機能の内向的感情(Fi)は、グレヴィールの内に秘めた「愛と誇り」の源泉です。幼馴染ジャクリーヌへの想いや、自らの信念への誇りを表には出さず、滑稽な役回りを演じて隠し続けますが、揶揄されれば怒りを露わにします。この機能は未熟なため、その情は歪んだ形(奇抜な姿への固執)でしか表現されません。
劣等機能の外向的直観(Ne)は、グレヴィールが最も苦手とする領域です。彼は新しい可能性を模索するよりも、与えられた立場と既知の手順に従うことを選びます。しかし続編では立場を棄ててソヴュールを出奔し、ハリウッド俳優へ転身するという、それまでの彼からは想像もつかない大胆な変化を見せ、眠っていたNeが人生の転機で発動したことがうかがえます。
人間関係と相性
グレヴィール・ド・ブロワと関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
ヴィクトリカ・ド・ブロワ(INTJ)── ISTJとの相性
異母妹であり、難事件のたびにその天才的な頭脳を借りる相手。ISTJのグレヴィールは警察の立場と家の命令に忠実で、INTJのヴィクトリカは父の傀儡である彼を軽んじつつも力を貸します。灰色狼の血を恐れながらも、最終的には妹の逃亡を見逃して激励するなど、義理と情の間で揺れる兄としての姿が描かれます。
久城一弥(ISFJ)── ISTJとの相性
ヴィクトリカが極東の留学生である一弥に無償で力を貸す様子を、グレヴィールは「ガメツイ高利貸しから利息無しで金を引き出しているよう」と例え、いずれ理不尽なしっぺ返しが来ると忠告します。ISTJの彼は損得と義理の帳尻を冷静に勘定し、ISFJの一弥は無邪気にヴィクトリカへ尽くすため、二人の間には現実主義者と純情な協力者という対照的な距離感があります。