十三階段ベムのMBTIと名言・名セリフ|INFP・「萌え」を「燃え」と聞き間違える流行音痴
仲介者浦安鉄筋家族 / 出版社 ・ 怪奇漫画家
十三階段ベムのMBTIと名言・名セリフ
INFP(仲介者)
岩手県出身の怪奇漫画家。
- I内向型
- N直観型
- F感情型
- P探索型
十三階段ベム(INFP)の性格
岩手県出身の怪奇漫画家。34歳だが老け込んで見える。代表作『恐怖のタンバリン』でブレイクした過去を持つ。思い込みが激しく、流行に疎く「萌え」を「燃え」と聞き間違える。画力そのものは高いが、毎回つまらない漫画を描いては編集長(王様)にダメ出しとフルボッコにされる。
ベムは世間の評価や編集長のダメ出しに屈せず、自分の内側から湧いてくる表現を描き続けます。
なぜINFPなのか
十三階段ベムをINFPと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
内側から湧く表現を貫く創作姿勢(主機能:Fi)
ベムは世間の評価や編集長のダメ出しに屈せず、自分の内側から湧いてくる表現を描き続けます。つまらない漫画と評されても手を変えず、自分の価値観や美意識を最優先する姿は、内向的感情(Fi)が行動基準を外側ではなく内側に置くINFPの主機能そのものです。彼にとっては「売れるかどうか」より「自分が描きたいかどうか」が大事で、他人の目を基準に創作を調整できない頑固さがここに表れています。
思い込みと聞き間違いの連鎖(補助機能:Ne)
「萌え」を「燃え」、「ツンデレ」を「ツンドラ」と聞き間違え、相手の話を最後まで聞かずに思い込みを膨らませるのは、内向的直観(Ne)が断片的な情報から自由に連想を広げるINFPの補助機能の特徴です。現実の流行を正確にキャッチするより、自分の頭の中の連想ゲームに夢中になり、それが独創的な作品の源泉にもなっています。
外の情報を正確に受け取るより、自分の中で面白い方向へ変換してしまう姿が典型的です。
時代とズレた1ヶ月遅れの生活(第三機能:Si)
1月1日と思って初日の出を拝み年賀状を送るが、実は2月1日だったという1ヶ月ズレた生活を送ります。機械にも疎く、世間の常識や実務的な記憶を参照する力が弱いのは、第三機能の内向的感覚(Si)が未熟なINFPらしい姿です。自分の内的な感覚の世界に浸るあまり、外部の暦や予定という「記録」をきちんと取り込めないことが、浮世離れした生活スタイルとして描かれています。
評価に応じて作品を直せない(劣等機能:Te)
編集長(王様)に何度ダメ出しされても、つまらない漫画を描き続けてフルボッコにされます。読者や編集部という「外の基準」に合わせて作品を客観的に分析・修正する外向的思考(Te)がINFPの劣等機能であるため、他人の評価を取り入れて効率的に直すことが極端に苦手です。内なるこだわりを優先する姿勢が、現実のフィードバックに応えられないTeの未発達として現れています。
名場面と名言・名セリフ
「萌え」を「燃え」と聞き間違える流行音痴
(『萌え』を『燃え』、『ツンデレ』を『ツンドラ』と聞き間違える流行音痴ぶり)
流行語を正しく受け取れず「ツンデレ」が「ツンドラ」になる迷走ぶりは、外の世界の情報に興味を持ちながら、それを正確にキャッチせず自分の頭の中で自由に変換してしまう様子を表します。これは内向的直観(Ne)が断片的な言葉から勝手に連想を広げるINFPの補助機能の働きで、悪意がなく真面目に間違えているところが彼らしい。
流行に疎いことを気にせず、自分の世界の言葉で作品を作り続ける姿に、内側の価値観で生きるINFPらしさが出ています。
1ヶ月ズレた初日の出
(1月1日と思って初日の出を拝み年賀状を送るが、実は2月1日だったという1ヶ月ズレた生活)
1月1日だと思って初日の出を拝み年賀状を送ったのに、実際は2月1日だった。外部の暦という「正しい記録」と自分の認識が1ヶ月ズレていることにまったく気づかない様子は、INFPの第三機能である内向的感覚(Si)が未熟で、現実のスケジュールや常識を正確に取り込めない姿を誇張して見せています。ベムは自分の内側の感覚や創作の世界に没入するあまり、世間の時間の流れからぽつんと取り残されてしまうのです。
この場面の焦点は、十三階段ベムが「1ヶ月ズレた初日の出」で何を優先し、その判断をどのような態度へ変えたかにあります。
編集長にフルボッコにされても描き続ける
(毎回つまらない漫画を描いては編集長にダメ出しとフルボッコにされる場面)
毎回つまらない漫画を描いては、編集長(王様)にダメ出しされフルボッコにされます。読者や編集部という外の評価に合わせて作品を分析し直す外向的思考(Te)がINFPの劣等機能であるため、ベムは「何が悪いのか」を客観的に理解して直すことが苦手で、同じ轍を何度も踏みます。それでも自分が描きたいものを手放さず描き続けるのは、内向的感情(Fi)が内なる表現へのこだわりを最優先するからです。
不器用ながら自分を貫く姿が芸術家タイプのINFPらしい場面です。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
Fi(内向的感情):自分の内側から湧く表現へのこだわりを最優先し、世間の評価や流行に流されず自分の価値観で描き続けます。ダメ出しされても作品を変えない頑固さが、主機能Fiの表れです。
Ne(内向的直観):「萌え」を「燃え」に変える自由な連想や、断片的な情報から話を膨らませる思い込みの強さが補助機能Ne。現実の流行より頭の中のアイデアに夢中になる姿が典型的です。
Si(内向的感覚):1ヶ月ズレた生活や機械音痴など、現実の記録や常識を参照する力が弱い未熟なSi。内側の世界に浸るあまり外部の情報を定着できない様子に表れています。
Te(外向的思考):編集長のダメ出しを客観分析して作品を効率的に直すのが苦手な劣等機能。外の評価基準に合わせて仕事を回せず、同じ失敗を繰り返します。
人間関係と相性
十三階段ベムと関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
大沢木順子(ESFJ)── INFPとの相性
ベムは順子を「小鉄の友達」と評する相手として知られます。順子はESFJで、場の空気を読み人の世話を焼く外向的感情(Fe)を主機能に持つのに対し、ベムは自分の内側の価値観を最優先するINFP(主機能Fi)。同じ「感情」を扱う機能同士で、人の気持ちへの関心を共有するため理解し合える土壌はあります。ただし順子が「常識的に合わせよう」とすると、ベムは「自分の世界を貫きたい」とすれ違うことも多く、おおらかな順子の包容力が浮世離れしたベムをゆるく包む関係です。
大沢木小鉄(ESTP)── INFPとの相性
小鉄はベムの作品のオチを台無しにする相手です。ESTPの小鉄は外向的感覚(Se)と内向的思考(Ti)で、目の前の現実と手応えを最優先に動き、考えるより先に行動します。対するベムはINFPで、内側のイメージを大切にしながらじっくり創作します。お互いの「面白さ」の基準が正反対で、小鉄はベムの世界観を理解せず、ベムは小鉄の軽妙さに振り回されます。
このズレが作品に刺激を与える面もあり、正反対の価値観がぶつかり合うことで日常を予測不能な笑いに変える関係です。