アニメ憂国のモリアーティ
憂国のモリアーティ|キャラクターMBTI一覧と犯罪卿と名探偵の頭脳戦
登場キャラクター一覧
協力者たち
イギリス陸軍関係者・アメリカ編の主要登場人物・主な敵対者
モリアーティ三兄弟
腐敗した階級社会を根本から変革すべく、「犯罪卿」として闇から国家を浄化するモリアーティ家の三兄弟。長期的ビジョンと緻密なグランドデザインを描くINTJのウィリアムを中心に、貴族の地位と軍・情報部の権力を掌握して計画を強力に牽引するENTJのアルバート、そして屋敷の実務と秩序を担い兄への絶対の忠誠を貫くISTJのルイスが強固な三位一体を成しています。
内向直観(Ni)によって社会の構造的欠陥と変革への道筋を洞察するウィリアムの構想に対し、アルバートの外向思考(Te)が組織力と政治力をもって具現化し、ルイスの内向感覚(Si)が日々の実務と生活基盤を寸分の狂いもなく統制します。自らを「悪」として差し出し、国家の再生のために断罪の業を背負うという共通の覚悟のもと、思考機能(T型)主導の冷静沈着な判断力と血縁を超えた深い情義によって結ばれた中枢陣営です。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ
INTJ建築家本作の主人公で、犯罪卿として暗躍する天才。腐り切った英国社会を闇から変える長期的な構想を描き、犯罪を設計して悪に罰を与える。内心では殺人に染めることに罪悪感を抱えている。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティの性格タイプを詳しく見る →アルバート・ジェームズ・モリアーティ
ENTJ指揮官モリアーティ家長男で、ウィリアムを引き取った伯爵。腐り切った実家を見限り、陸軍からMI6の指揮官「M」に上り詰める。地位と権力を活用して計画の舞台を整えるスポンサー役。
アルバート・ジェームズ・モリアーティの性格タイプを詳しく見る →ルイス・ジェームズ・モリアーティ
ISTJ管理者モリアーティ家三男でウィリアムの実弟。兄を誰よりも慕い、執事として家の実務と秩序を担う。作戦遂行のためには他人に冷酷な判断を下す一面も持つ。
ルイス・ジェームズ・モリアーティの性格タイプを詳しく見る →協力者たち
ウィリアムの崇高な理想に共鳴し、犯罪卿の計画を現場の実動や裏工作、技術開発で支える腹心・協力者たち。卓越した狙撃技術と現場対応力で前線を切り拓く元軍人・ESTPのモランや、変装術と情報網を駆使して弱者を救う献身的なISFJのフレッド、そして持ち前の度胸と演技力で潜入工作をこなす元女優・ESTPのボンド(アイリーン)など、外向感覚(Se)や対人察知に長けた実力者が揃っています。
さらに、盲目ながら卓越した工学的知性と柔軟な発想(Ti-Ne)で先進兵器を生み出す兵器開発の天才・INTPのフォン・ヘルダー、元軍の英雄として培った白兵戦術と規律を三兄弟に伝授した寡黙な実力派・ISTPのジャック、そしてスコットランド・ヤード内部から情報を流す内通者として誠実に職務を遂行するISFJのパターソン警部が加わります。
感覚機能(S型)による卓越した現場処理能力と内向思考(Ti)の職人技、そしてウィリアムへの厚い忠誠心が融合し、完全犯罪の計画を現実化する実働部隊です。
セバスチャン・モラン
ESTP起業家元軍人の使用人・構成員。右手を失った義手の狙撃手で、ウィリアムに絶対の忠誠を誓う。女好きで奔放ながら、仲間の対立を調停する頼れる兄貴分。
セバスチャン・モランの性格タイプを詳しく見る →フレッド・ポーロック
ISFJ擁護者犯罪相談の窓口役を担う使用人・構成員。普段は無口な庭師だが「困ってる人を見過ごせない」熱い一面を持ち、女装もこなせる変装の達人。
フレッド・ポーロックの性格タイプを詳しく見る →フォン・ヘルダー
INTP論理学者MI6のコードネーム「Q」のドイツ人技師。盲目ながら時代の先を行く武器を開発し、銃のネジ一つで産地を特定する知識と感覚を持つ。
フォン・ヘルダーの性格タイプを詳しく見る →アイリーン・アドラー/ジェームズ・ボンド
ESTP起業家米国出身の女優で、MI6に命を狙われる中でシャーロックとモリアーティ両陣営に接触。ウィリアムとの取引で表向き死亡し、男装して「ジェームズ・ボンド」を名乗る。
アイリーン・アドラー/ジェームズ・ボンドの性格タイプを詳しく見る →ジャック・レンフィールド
ISTP巨匠ロックウェル伯爵家の執事。第一次アフガン戦争で「英軍にジャックあり」と恐れられた白兵戦の英雄という過去を隠し、三兄弟に貴族たる振る舞いを教育する。
ザック・パターソン
ISFJ擁護者CID主任警部で、裏ではMI6の内通者。「正義のヒーローになりたくて警察に入った」が腐敗に絶望し、ウィリアムに救われて忠誠を誓う。「○○のよしみだ」が口癖。
ザック・パターソンの性格タイプを詳しく見る →好敵手
犯罪卿ウィリアムが自らの計画における「光の英雄」として見出し、階級社会の闇を暴く好敵手として対峙するシャーロック・ホームズとベーカー街の関係者たち。可能性を一つずつ検証し真実を導き出す純粋な論理探究(Ti-Ne)に生きる自称・諮問探偵のINTP・ホームズを中心に、元軍医としての誠実さと観察眼で相棒を公私ともに支え記録するISFJのワトソンが絶妙なバディ関係を築いています。
周囲には、奔放な探偵たちの生活を温かく世話し包容力で見守る下宿の大家・ESFJのミス・ハドソン、警察組織の保身を退け現場主義の愚直な正義を貫いてホームズに捜査を託すISTJのレストレード警部、そしてロンドンの裏路地を縦横無尽に駆け巡り手足となって情報をもたらすベーカー街不正規隊隊長・ESTPのウィギンズが控えています。
感覚・感情機能(Si/Fe/Se)に支えられた人間味あふれる日常と現場の連携が、ホームズの孤高の知性を社会と結びつけ、犯罪卿の緻密な挑戦に立ち向かう原動力を生み出しています。
シャーロック・ホームズ
INTP論理学者もう一人の主人公である私立探偵。「可能性を一つ一つ潰していけば真実」という信条で推理する。実は階級社会に疑問を抱かせる計画的英雄として担ぎ上げられた存在で、そのことに苦悩する。
シャーロック・ホームズの性格タイプを詳しく見る →ジョン・H・ワトソン
ISFJ擁護者シャーロックの相棒でアフガン戦争帰りの元軍医。ホームズの手柄をヤードに取られたことに憤慨し、事件を小説『緋色の研究』として発表する。
ジョン・H・ワトソンの性格タイプを詳しく見る →ミス・ハドソン
ESFJ領事ベーカー街221Bの家主。自称「永遠の17歳」。家賃を滞納するだらしないホームズに手を焼きつつ心配し、部屋を爆破されても動じない器の大きさを持つ。
ジョージ・レストレード
ISTJ管理者スコットランド・ヤードの警部で、ホームズを信頼する刑事。アータートンの不正捜査を告発し、主任警部への昇格を断って「現場で働きたい」と語る。
ウィギンズ
ESTP起業家ベーカー街不正規隊を率い、失せ物探しや尾行などでシャーロックの手足となる少年。街の情報と地形を使い、子どもたちを現場で素早く動かします。状況へ即応するSeと、依頼を実用的に処理するTiが強いESTPです。
イギリス陸軍関係者・アメリカ編の主要登場人物・主な敵対者
大英帝国の国家中枢を動かす政府・軍の要人、国境を越えて交錯する新天地の重要人物、そして社会の暗部で私欲のために人を破滅させる絶対の敵対者たち。シャーロックを凌駕する頭脳で「政府そのもの」として国家防衛の謀略を指揮するイギリス陸軍情報部長官・INTJのマイクロフトと、感情を交えず厳格な規律と情報管理で任務を完遂するMI6諜報員・ISTJのマネーペニーは、国家の秩序と理性を体現する存在です。
一方で、情報網を悪用して人の弱みを握り破滅させることに快楽を見出す冷徹な支配者・ENTJのミルヴァートンは、自らの権力欲とサディズムを追求する本作随一の敵対者として立ちはだかります。これら帝国の権謀術数に対し、アメリカの地で過去の罪と向き合いながら独自の倫理観(Fi-Se)に従って生きる元義賊・ISFPのヘンリー・アントリム(ビリー・ザ・キッド)の人間性が対照的な光を放ちます。
国家秩序の維持、個人の悪意による破壊、そして再生を求める魂が、それぞれの認知機能と人生の動機を通して鮮明に交錯するセクションです。
マイクロフト・ホームズ
INTJ建築家イギリス陸軍情報部の長官でシャーロックの兄。弟を上回る推理力を持ち、「政府そのもの」と評される。アルバートに大英帝国の指令を下す立場。
マイクロフト・ホームズの性格タイプを詳しく見る →マネーペニー
ISTJ管理者MI5からアルバートに引き抜かれ、MI6で任務を遂行する女性諜報員。派手な自己主張より情報管理と命令の確実な実行を優先し、犯罪卿側の公的作戦を支えます。組織の手順を守るSiと、任務を完遂するTeが強いISTJと考察します。
ヘンリー・アントリム(ビリー・ザ・キッド)
ISFP冒険家ピンカートン探偵社に勤める好青年。かつて義賊「ビリー・ザ・キッド」として名を馳せたが、親友との一騎打ちに敗れて「死亡」し、司法省の一職員として生き直す。
チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン
ENTJ指揮官メディア王にして「脅迫王」。情報力で人の弱みを握っては破滅させる外道で、金銭ではなく他人の人生破壊そのものを目的とする。シャーロックも何度も苦渋を飲まされた。
チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの性格タイプを詳しく見る →まとめ
「憂国のモリアーティ」は、犯罪という手段で社会の不正を正そうとする犯罪卿と、それを罪として追う名探偵の頭脳戦を描くサスペンスです。構想を描くウィリアム(INTJ)、構想を権力で実行するアルバート(ENTJ)、忠誠と秩序で支えるルイス(ISTJ)という三兄弟の結束が、真実を追うシャーロック(INTP)と献身的なワトソン(ISFJ)の正義と、交錯しながら物語を駆動します。
周囲には、現場で即応するモラン(ESTP)、無口な献身のフレッド(ISFJ)、変装と機知のアイリーン(ESTP)、発明に没頭するフォン・ヘルダー(INTP)、そして情報で人を破滅させるミルヴァートン(ENTJ)という敵対者が控え、それぞれの判断と情報処理の優先順位の違いが、そのままキャラクターのMBTIとして浮かび上がります。
作品・人物の概要
「憂国のモリアーティ」は、竹内良輔(構成)と三好輝(漫画)による、『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案とした漫画作品(『ジャンプSQ.』2016年9月号より連載開始。2020年秋〜2021年春に分割2クールでテレビアニメ化、舞台・ミュージカル・ノベライズも展開)。探偵小説の代名詞であるホームズシリーズを、宿敵モリアーティ教授側の目線から再構築し、モリアーティ三兄弟が共同で「犯罪卿」として暗躍する過程を描くハードボイルド・サスペンスです。
19世紀末の階級社会の不正を「闇側から正す」犯罪卿と、それを追う名探偵の頭脳戦は、そのまま判断の優先順位の違いとして表れます。構想を描くウィリアム(INTJ)と、構想を実行するアルバート(ENTJ)、忠誠で支えるルイス(ISTJ)、可能性を潰して真実を追うシャーロック(INTP)、献身で記録するワトソン(ISFJ)という対比が、物語の心理構造を形作っています。