天は赤い河のほとり|古代帝国を生きる者たちのMBTI考察のアイキャッチ画像

アニメ天は赤い河のほとり

天は赤い河のほとり|古代帝国を生きる者たちのMBTI考察

主人公

ユーリ・イシュタル

ESFPエンターテイナー

現代日本から古代ヒッタイトへ生贄として召喚された女子中学生。古代世界の知識ゼロの状態から、長い熟考や周到な計画ではなく、目の前の危機に身体能力で飛び込むことで道を切り拓く。剣術・馬術を実戦の中で磨き、ティトの仇を討つため錆びた鉄剣を握って戦場へ駆け出す。理屈より先に現実へ反応し五感と肉体で状況を掴む即応性は、外向的感覚(Se)を主機能とするESFPの典型。

戦いの女神イシュタルとして崇拝される華やかさと求心力もSe由来である。

ユーリ・イシュタルの性格タイプを詳しく見る →

ヒッタイト帝国・カイル陣営

カイル・ムルシリ

INTJ建築家

ヒッタイト帝国の第3皇子で高位の神官、のちの皇帝。終始追い求めるのは『戦いのない平和な治世』という遠い理想で、目先の権力争いではなく即位後にエジプトと戦わない関係を築くという長期構想を見据えて行動する。一つの未来像を定めそこから逆算して現在の選択を組み立てる思考、見えない因果を一足飛びに見抜く洞察は、内向的直観(Ni)を主機能とするINTJの典型。

理想を掲げつつ実現手順を冷静に設計する戦略家である。

カイル・ムルシリの性格タイプを詳しく見る →

ザナンザ・ハットゥシリ

ISFP冒険家

ヒッタイト帝国第4皇子・カネシュ知事で、カイルの異母弟。母の身分が低く自身は皇位に就けない立場ながら、継承争いに加わらず『カイルと理想を共有し支えたい』という内なる信念に殉じる。肩書や損得ではなく個人的価値観で人生の軸を決める姿は、内向的感情(Fi)を主機能とするISFP像と重なる。ユーリへの恋慕を相手の幸せを思って手放し、最期は彼女を庇って命を投げ出す自己犠牲が、信じる価値のため身を賭すFiの純度を象徴する。

ジュダ・ハスパスルピ

INFJ提唱者

皇帝シュッピルリウマ1世の末の第6皇子で、敵役ナキアを母に持つ14歳の少年。皇位継承権を持ちながら玉座にはまったく関心を向けず、兄カイルの器量を見抜き『この人を支える』という一点に生き方を定める。地位や利害ではなく見えない『正しさ』を信じ、そこから逆算して自分の役割を選び取る姿は、内向的直観(Ni)を優位機能とするINFJの特徴。

皇帝暗殺事件では母に操られ証言させられるが、事件後は継承権を放棄しカルケミシュ知事となる。

ナキア陣営(敵役)

ナキア

ENTJ指揮官

物語の主要な敵役。バビロニア王家出身で、先帝に輿入れ後、第一皇妃ヒンティを暗殺して皇妃の座を奪い、大神官として独立した権力を握る。腹心ウルヒを実行役に暗殺・毒殺・継承工作を組織的に指揮し、皇帝カイルの妨害にも潰れない政治的地盤を築く。目的のため最も効率的な手段を冷徹に選び、人材も制度も道具として配置する姿は、外的世界を統制し成果へ最短で向かう外向的思考(Te)を優位機能とするENTJの典型。

息子ジュダの即位だけを生きる目的とする司令塔型の策謀家である。

ナキアの性格タイプを詳しく見る →

ウルヒ・シャルマ

INFJ提唱者

ナキアに絶対的忠誠を捧げる腹心の神官・策略家。祖国滅亡後に奴隷として売られた過去を持ち、禊の際にナキアと出逢って以来、見返りを求めぬ献身的な愛を捧げる。出会った瞬間からナキア一人に人生のすべてを賭け、生涯ぶれることなく行動し続ける姿は、未来へ向かう一つのビジョンに深く没入する内向的直観(Ni)を優位機能とするINFJの典型。

左目を潰され切り捨てられても忠誠が変わらないのは外的見返りでなく内的確信ゆえで、最後はナキアの罪をすべて被って自害する。

ウルヒ・シャルマの性格タイプを詳しく見る →

エジプト

ウセル・ラムセス

ENTJ指揮官

エジプトの名将で、武勇・知性ともに優れた野心家。単なる出世欲ではなく『戦いのない平和な治世』という明確な長期ビジョンを掲げ、自ら王位を取りに行く。理想とする国家像を遠い未来に描き逆算して頂点を目指す指揮官気質、軍規違反も辞さず非効率な現体制を組み替える姿勢は、目的達成のため既存システムを最適化する外向的思考(Te)を主機能とするENTJそのもの。

武力を目的への合理的手段として冷静に扱い、最終的にホレムヘブの後継者として第19王朝を興す。

ウセル・ラムセスの性格タイプを詳しく見る →