アニメ不朽の名作アニメ選作品のキャラクター心理分析
不朽の名作アニメ選3選|全17キャラのMBTIと心理を比較
新世紀エヴァンゲリオン|キャラクターMBTI
『新世紀エヴァンゲリオン』における登場人物たちの思考パターンや人間関係の葛藤を、MBTIの心理機能の観点から深く掘り下げて分析します。
碇シンジ
INFP仲介者NERV所属のサードチルドレンで、EVA初号機パイロット。父に認められたい思いを戦う理由にしてしまうほど承認に飢えながらも、その判断は常に「自分はこれをしてよいのか」という内側の倫理に立ち戻る。参号機戦やカヲルとの対峙で見せる拒否は、戦術的に不利でも内的倫理を守るFi主導の行動であり、優柔不断さは意志の弱さではなくFiが妥協できない線を探し続ける過程として読める。
碇シンジの性格タイプを詳しく見る →綾波レイ
ISTJ管理者ファーストチルドレンにしてEVA零号機パイロット。寡黙・無表情で、当初はゲンドウとの絆と命令を基準に動き、自分の命すら代替可能なものとして扱う。殺風景な部屋と任務中心の生活は無感情ではなく、内側に経験を蓄積しながら外へ出す量が極端に少ない状態である。過去に蓄積された記憶と具体的事実を行動の基盤とする主機能Si(内向感覚)が、シンジとの日常記憶を通じた感情形成の起点にもなっている。
綾波レイの性格タイプを詳しく見る →惣流・アスカ・ラングレー
ESTP起業家TV版・旧劇場版のEVA弐号機パイロット。14歳で大学を卒業した秀才だが、自分の価値を「勝つこと」で証明しようとし、その背後には母との喪失体験と必要とされなくなる恐怖がある。戦艦上からの派手な来日、初対面でのキス、第8使徒戦の即興戦闘など、五感で捉えた現実情報に瞬時に反応して動く主機能Se(外向的感覚)が連続して表れ、承認欲求の強さも外界からのフィードバックで動くESTPらしさを示す。
惣流・アスカ・ラングレーの性格タイプを詳しく見る →式波・アスカ・ラングレー
ESTP起業家新劇場版のEVA弐号機パイロットで、ユーロ空軍のエース。旧作の惣流よりも職業軍人としての割り切りが強く、EVA3号機の実験パイロットを自ら志願するなど判断の速度と行動量で周囲を圧倒する。戦況・相手の動き・機体の挙動を瞬時に取り込み即座に行動へ変換する主機能Se(外向的感覚)が中心で、抽象的な戦略より身体感覚で機体と一体になる実戦型としてESTPの典型を体現している。
式波・アスカ・ラングレーの性格タイプを詳しく見る →カウボーイビバップ|キャラクターMBTI
『カウボーイビバップ』における登場人物たちの思考パターンや人間関係の葛藤を、MBTIの心理機能の観点から深く掘り下げて分析します。
スパイク・スピーゲル
ISTP巨匠危機を前にするとハプニングを楽しみ、体で状況を捉えて即座に対応するSe優位のクールガイ。組織の論理より自分の流儀・美意識という内的基準(Ti補助)を優先し、束縛を嫌って自由を最優先する。口では「ガキとケダモンと、跳ねっ返りの女が嫌い」と言いながら、危機に陥ったアインを賞金首そっちのけで助けに行くなど、行動で人情を示す不器用さもISTPらしい。
ジェット・ブラック
ISFJ擁護者元I.S.S.P.の刑事らしい堅実さと執念深さを持ちつつ、身勝手なクルー達に文句を言いながらも飯を作りマシンを整備する献身性(Fe補助)が際立つ。盆栽や料理といった伝統的な作法へのこだわり(Si優位)を持ち、誰からも感謝されなくてもビバップ号を支え続けるバックアップ役に徹する忍耐強さがある。
フェイ・ヴァレンタイン
ESTP起業家記憶を失った過去を抱えながらも、ギャンブルなどその場の刺激を求めて享楽的に生きるSe優位のヒロイン。荒事もこなす実践的な対応力を持つ一方、ビバップ号のクルーとは付かず離れずの距離感を自分の判断で選び続ける。親密さへの恐れの奥には、過去のトラウマからくる警戒心が見え隠れする。
エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
ENTP討論者超ウィザード級のハッキングスキルで幾度もクルーを救う、既存の手段に頼らない発想の飛躍(Ne主導)を持つ少女。体系立った訓練よりも直観と好奇心でスキルを磨き(Ti補助)、少年のように陽気で無邪気な自由奔放さを見せる。鋭い洞察力とカンだけで事件の糸口を見つける発想力が、ビバップ号の窮地を何度も救う。
アイン
INTJ建築家成人並みの知能と並みの人間を上回る情報処理能力を持つデータ犬でありながら、スパイク達に売り払われることを恐れて『わざとおバカなふり』をする長期的な戦略性(Ni+Te)を見せる。誰にも本当の力を明かさず、周囲より一歩先を行く洞察力でエドと親密な関係を築く選択眼を持つ。
ビシャス
INTJ建築家『レッドドラゴン』の武闘派筆頭として独自の派閥を築き、組織の長老からも危険視されるほどの長期的な戦略でクーデターを主導するNi優位のカリスマ。日本刀を好み残虐かつ冷酷な性格だが、スパイクへは単なる敵対を超えたシンパシーを抱く。人間関係を冷徹に切り捨てる合理的判断(Te補助)の裏に、執着という矛盾を抱える。
ジュリア
INFP仲介者ビシャスとスパイク双方から求められながら、どちらの所有物にもならず自分の判断で距離を置き続ける、所有されることを拒む内的な価値基準(Fi優位)を持つ女性。正体や居所を明かさず内面で処理する姿勢を貫き、『綺麗で、危なくて、ほっとけない、普通の女』という評から、スパイクにとって特別な『夢の女』であり続ける。
ヴィンセント・ボラージュ
ISTJ管理者軍の実験の影響で過去の記憶を失いながらも、内面化された軍事的行動様式(Si優位)を保ち続ける元火星軍特殊部隊の男。バイオテロによって人類を脅かす存在として描かれ、感情を排して任務のように行動を遂行する姿勢(Te補助)が、劇場版でスパイクと繰り広げる死闘に色濃く表れている。
AKIRA|キャラクターMBTI
『AKIRA』における登場人物たちの思考パターンや人間関係の葛藤を、MBTIの心理機能の観点から深く掘り下げて分析します。
金田正太郎
ESTP起業家主人公。ネオ東京の暴走族チームのリーダー格で「健康優良不良少年」を自称する16歳。直情的でバカ呼ばわりされることもあるが、明るく前向きで仲間思いであり、恐れを知らない強心臓と運動神経、機転の良さ、悪運の強さで危機を潜り抜ける。幼馴染の鉄雄が超能力に目覚めたことで抗争に巻き込まれ、最後まで親友として立ち向かい続ける。
島鉄雄
ISFP冒険家金田の幼馴染で「もう一人の主人公」。元来は大人しい性格で、幼い頃から金田に助けられ続けたことへの劣等感を募らせていた。タカシとの接触で超能力者として覚醒し、制御できない力を得て暴走。強さへの渇望と金田への憧憬が、気分次第の破壊や殺人へと転じていくが、最期には憎んでいたはずの金田へ助けを懇願する。
甲斐
ISTP巨匠金田のバイクチームのメンバー。チームでは比較的理性的で、トラッドな服装を好む小柄な少年。山形とよくつるみ、カオリに自分のジャケットを掛ける紳士的な一面も持つ。山形の死後は金田のサポートに回り、自分のバイクでレーザー銃のバッテリー充電を行うなど実務面で貢献。総代として「人生はジョークか」という文章を読んで停学になった過去を持つ。
山形
ESFPエンターテイナー金田のバイクチームの特攻隊長的存在。長身で大人びた風貌、腕っ節が強く気性が激しいが、仲間には義理堅く面倒見も良い。能力を得た鉄雄に真っ向から詰め寄ったことで原作・アニメ版共に命を落とす。弟妹のために菓子類を盗んで補導された過去を持つ。
敷島大佐
ENTJ指揮官軍の最高指揮官で最高幹部会の一員。凍結封印されたアキラの管理者であり、父をアキラに奪われたことからアキラに執着する。原作・アニメ版で理由は異なるが、いずれもクーデターを起こす。203cmの巨漢で、無能を一喝する「馬鹿共が!!」の台詞が象徴的な強権的な指導者。