登場キャラクター一覧
主人公とヒロイン
航空機づくりの師と仲間
軽井沢で出会う人物
主人公とヒロイン
堀越二郎
INTJ建築家「美しい飛行機を作りたい」という一つのビジョンに生涯を捧げる航空機設計者。頭に描いた理想像を先取りして計算と設計で形にする姿はNi主導のINTJそのもの。迫る戦争や現実に無頓着で夢の空を見上げ続ける点に劣勢のSeが表れる。実在の技師をモデルとした主人公。
堀越二郎の性格タイプを詳しく見る →里見菜穂子
INFP仲介者結核を抱えながらも、長さより「今」の美しさを選んで二郎と生きるヒロイン。自分の心が最も納得する生き方を静かに貫き、衰えた姿を見せまいと去る自己犠牲は、内なる価値を羅針盤とするFi主導のINFPの一途さを映す。絵を愛する繊細なロマンチスト。
里見菜穂子の性格タイプを詳しく見る →航空機づくりの師と仲間
カプローニ
ENFP運動家二郎の夢に現れるイタリアの設計家。「飛行機は美しい夢だ」「創造的人生は10年」と可能性と生き方の価値を熱く語り、二郎を導く。壮大な夢で人を鼓舞するNeと、生の意味を問い続けるFiが結びついたENFP。矛盾を引き受ける理想家のメンター。
カプローニの性格タイプを詳しく見る →本庄
ENTP討論者二郎の学友で良きライバルの航空技師。「20年先のカメを追うアキレス」と技術の遅れを逆説で言い切る皮肉屋。現実をあらゆる角度から捉えるNeと、感傷を排して本質を突くTiを併せ持つENTP。理想家の二郎を現実へ引き戻す対照的な存在。
本庄の性格タイプを詳しく見る →黒川
ESTJ幹部二郎の直属の上司にあたる先任技師。現場を規律と成果で束ねるTe主導のESTJ。厳格で辛辣ながら、当局の監視下の二郎を気遣い自宅で結婚式まで執り行う。「二郎も人間だったか」の一言に、内に秘めた人情(Fi)がにじむ。
二郎と菜穂子の家族
堀越加代
ESFJ領事二郎の妹で女医を志すしっかり者。兄や周囲を常に気にかけ、菜穂子を顧みない兄をはっきり諫める世話焼き。人の幸福と家庭の秩序を守るために動くFe主導のESFJで、地道に医の道を歩む堅実さ(Si)も併せ持つ。
里見
ISFJ擁護者菜穂子の父で、ドイツ語に通じた教養豊かな資産家。結核の娘を案じつつ、その意思を尊重して二郎との結婚を認める懐の深い保護者。家族の安寧に静かに献身するSiとFeを備えたISFJで、菜穂子が育った温かな家庭を体現する。
軽井沢で出会う人物
カストルプ
ENFJ主人公軽井沢のホテルに滞在する謎めいたドイツ人。饒舌に世界情勢を語り、日本が戦争へ向かう危うさを見抜く一方、二郎と菜穂子の恋を温かく後押しする。人の心と縁を取り持つFeと、時代を読むNiを併せ持つENFJ。狂言回しにして恩人的な存在。