ハイレインのMBTIはINTJ|次善策を用意する遠征部隊長
建築家ワールドトリガー / アフトクラトル玄界遠征部隊 ・ 遠征部隊隊長 / ベルティストン家当主
ハイレインのMBTI
INTJ(建築家)
アフトクラトル玄界遠征部隊の隊長で、同国を統べる四大領主の一角ベルティストン家の当主。
- I内向型
- N直観型
- T論理型
- J計画型
- 年齢29歳
ハイレイン(INTJ)の性格
アフトクラトル玄界遠征部隊の隊長で、同国を統べる四大領主の一角ベルティストン家の当主。冷静沈着かつ極めて慎重な性格で、常に失敗を想定し、次善策を用意したうえで作戦を組み立てる。陽動を得意とし、目的のためには自軍の損失も厭わない。好きなものは優秀な駒・陽動・分断・家族・穏やかな暮らしである。
彼の作戦は基本的に「失敗しても問題ない」「何かしら別の対応策がある」ものばかりだ。
なぜINTJなのか
ハイレインをINTJと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
常に次善策から逆算する思考(Ni)
彼の作戦は基本的に「失敗しても問題ない」「何かしら別の対応策がある」ものばかりだ。目の前の勝利を狙うのではなく、複数の展開を先に見通したうえで、どの分岐に転んでも成果が残る形に組み替えてから動く。INTJの優位機能Ni(内向的直観)は、まだ起きていない結末から現在の一手を逆算する。実際、雨取千佳の確保に失敗した後も、C級隊員を30名ほど押さえて最低限の目的は果たしていた。
損失を計算に組み込む冷徹な運用(Te)
偵察型トリオン兵ラッドでボーダーの戦力を測り、ラービットとの挟撃やイルガー5匹の特攻など、莫大なコストを辞さない戦術で相手を揺さぶった。戦力は感情ではなく効率で配分される。INTJの補助機能Te(外向的思考)は、目的達成に必要な数字を冷静に積み上げる。陽動を得意とし、目的のためには多少の損失を厭わないという評価は、この機能の働きをそのまま言い表している。
人材を価値で測り、価値で切る
限界に差し迫っていたエネドラの黒トリガーを回収するため、あえて彼の命令違反を見逃し、敗北後に始末して黒トリガーだけを回収した。任務に忠実なヒュースについても、将来的に敵になる可能性を考慮して帰投時に回収せず玄界へ置き去りにしている。一方で有用な人材であれば敵であっても賞賛しスカウトを試みる。所属や情ではなく、長期的な有用性で人を評価する徹底ぶりがある。
静かな生活への内なる愛着(Fi)
好きなものとして挙がるのは、優秀な駒・陽動・分断といった戦術的な要素と並んで、家族と穏やかな暮らしである。冷徹な指揮官でありながら、彼の内側には守りたい私的な価値がある。INTJの第三機能Fi(内向的感情)は、外には出さない個人的な基準として働く。弟のランバネインを遠征部隊に置いていることも含め、家という単位への執着が彼の行動の背景に静かに横たわっている。
名場面と名言・名セリフ
作戦開始を告げる静かな号令
さぁ 雛鳥を捕まえようか
膨大なトリオン量を持つ雨取千佳を「金の雛鳥」と呼び、作戦の標的を彼女の直接確保へ切り替えた場面の言葉だ。声を荒げるでもなく、狩りを始める者の落ち着きだけがある。INTJの優位機能Ni(内向的直観)が既に結末までの筋道を描き終えており、あとは補助機能Te(外向的思考)が駒を動かすだけ、という段取りの完成度が透けて見える。
相手を「雛鳥」と呼ぶ言い回しにも、対象を目的物として測る視線が表れている。
自ら前線へ出る決断
『金の雛鳥』は俺が捕らえよう
玉狛支部の面々の抵抗によって戦況が混戦へ陥ったとき、それを好機と見て一気に勝負をかけるべく自ら出撃した際の宣言だ。慎重な指揮官が後方から動かないタイプではないことを示す一言でもある。INTJのNiは状況の潮目を読み、Teは最短で成果を取りにいく手段を選ぶ。ここでは自分自身が最も確実な駒だと判断した。実際にこの後、彼は修を孤立させるところまで盤面を運んでいる。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
Ni(内向的直観)。作戦を立てる時点で失敗した場合の展開まで見通し、どこに転んでも成果が残る形に整えてから動く。千佳の確保に失敗してもC級隊員30名を押さえていたのがその証拠だ。
Te(外向的思考)。偵察による戦力測定、挟撃、特攻と、必要なコストを数字として割り切って投入する。陽動と分断を好むのも、盤面を効率よく動かすための手段として機能しているからだ。
Fi(内向的感情)。好きなものに家族と穏やかな暮らしを挙げるように、外へは決して出さない私的な価値を内側に抱えている。冷徹きわまる判断を積み重ねる彼にも、譲れない領域が確かに存在するのだ。
Se(外向的感覚)。目の前で起きる想定外への即応は得意ではなく、三輪との戦いではそれまでにトリガーの情報を与えすぎていたことと相性の悪さが重なり、思わぬ苦戦を強いられることになった。
人間関係と相性
ハイレインと関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
ランバネイン(ESTP)── INTJとの相性
遠征部隊の隊員ランバネインは、ハイレインの実の弟だ。大規模侵攻では陽動役として前線へ送り出され、B級隊員を次々撃破して役目を果たした。INTJのNiが盤面全体を設計し、ESTPのSeが目の前の戦いを引き受ける。好きなものに家族を挙げるハイレインにとって、弟は駒であると同時に守るべき身内でもある。
ミラ(ISTJ)── INTJとの相性
ミラは主に隊長であるハイレインを補佐し、兵力の展開や敗れた味方の回収、状況報告を担う。終盤では連携して孤立した三雲修を襲撃した。INTJのNiが描いた筋書きを、ISTJのSi-Teが取りこぼしなく実行する。エネドラの始末という最も汚れた命令を任せられる程度には、彼女への信頼は厚い。
エネドラ(ESFP)── INTJとの相性
エネドラはハイレインに対して傍若無人な態度をとり、彼を根暗呼ばわりしていた。ハイレインは限界に差し迫っていたエネドラの黒トリガーを回収するため、あえて命令違反を見逃し、敗北後にミラへ命じて始末させている。ESFPのSeが衝動のまま暴れることまで含めて、INTJのNiは計算に組み込んでいた。
ヒュース(INTJ)── INTJとの相性
ヒュースは千佳の回収を命じられるほど任務に忠実な部下だったが、ハイレインは将来的に敵になる可能性を考慮し、帰投時に回収せず玄界に置き去りにした。仕えるエリン家の抵抗戦力を削ぐ狙いもあった。同じINTJでも、主家への忠誠を軸にするヒュースと、国全体の長期利害で動くハイレインでは立つ位置が違う。
三雲修(INTJ)── INTJとの相性
千佳のキューブを回収した修を孤立させ、圧倒的優位の状態まで追い詰めた。だが最後に修が持っていたのは、すり替えられたただのトリオンキューブだった。長期的な筋書きで盤面を支配するハイレインが、同じINTJの修に一点だけ読みを外された場面である。強者の計算に、弱者の一手が刺さった。