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アニメ物語シリーズ

物語シリーズ|全23キャラのMBTI考察

登場キャラクター一覧

物語シリーズの16タイプ分類

診断した全23名に占める割合

INTJ 建築家 2名
8.7%
INTP 論理学者 3名
13.0%
ENTJ 指揮官 2名
8.7%
ENTP 討論者 0名
0.0%
INFJ 提唱者 0名
0.0%
INFP 仲介者 1名
4.3%
ENFJ 主人公 1名
4.3%
ENFP 運動家 1名
4.3%
ISTJ 管理者 1名
4.3%
ISFJ 擁護者 2名
8.7%
ESTJ 幹部 0名
0.0%
ESFJ 領事 0名
0.0%
ISTP 巨匠 3名
13.0%
ISFP 冒険家 1名
4.3%
ESTP 起業家 3名
13.0%
ESFP エンターテイナー 3名
13.0%

主人公と阿良々木家

阿良々木暦

INFP仲介者

私立直江津高等学校3年。高2の春休みに瀕死の吸血鬼キスショットへ自らの血を差し出し、以後「吸血鬼もどきの人間」として生きる語り手です。頼まれる前から怪異に取り憑かれた少女たちの救済へ首を突っ込むのは、損得でも命令でもなく「放っておけない」という内側の一線だけで動くINFPの優位機能Fi(内向的感情)の表れ。

皮肉屋でニヒルな態度と根はお人好しという評価が同居するのも、価値観を表に出さず抱え込むFi優位の典型です。

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阿良々木火憐

ESFPエンターテイナー

栂の木二中の生徒で暦の妹。妹の月火と「ファイヤーシスターズ」を名乗る自称・正義の味方で、空手二段の実戦担当を務めます。事件があれば自ら飛び込み、自分を鍛えるのが好きで何かと逆立ちをしたがる姿は、目の前の現実へ身体ごと踏み込んでその場で反応するESFPの優位機能Se(外向的感覚)が日常にまで及んだ形です。

兄妹の中で唯一、怪異の力を一切持たない普通の人間でもあります。

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阿良々木月火

ESFPエンターテイナー

栂の木二中2年、ファイヤーシスターズの参謀担当。たれ目のゆるい表情に反して姉より攻撃的で短気、キレたときの凶暴さは暦や火憐が恐れるほどです。怒りを溜めて計画的に使うのではなくその場で放電してしまう反応速度は、目の前の出来事を直接身体の行動として返すESFPの優位機能Se(外向的感覚)の現れ。正体は不死鳥の怪異「しでの鳥」ですが、本人にその自覚はありません。

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怪異に取り憑かれた少女たち

戦場ヶ原ひたぎ

INTJ建築家

体重を怪異「おもし蟹」に奪われた秘密を暦に知られ、説明も釈明もせずホッチキスでの口封じという結論へ一足飛びに跳んだメインヒロイン。断片的な状況から先の結末を一つの像に絞り、そこから逆算して今の行動を決めるINTJの優位機能Ni(内向的直観)が、その即断を支えています。同級生とも教師ともほとんど会話しない「ツンドラ」ぶりも、関わった先を先読みしたうえで距離を決めた結果でした。

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羽川翼

ENFJ主人公

眼鏡に三つ編み、学年トップの成績を誇る学級委員長。暦の相談に乗り、必要な情報を差し出し、怪異の専門家・忍野メメへの橋渡しまで担う姿は、場が求めるものを読み取って自分を合わせるENFJの優位機能Fe(外向的感情)そのものです。ただしその働きは度を越しており、「周りにとって望ましい羽川翼」であり続けた歪みが、複雑な家庭で蓄積したストレスとともに「障り猫」という怪異として顕現しました。

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八九寺真宵

ISFJ擁護者

生き別れた母に会いに行く途中で交通事故に遭い、未練を抱えたまま彷徨う迷い牛=蝸牛の怪異。新しい目標に乗り換えず、済んでいない一つの用事に存在ごと縛られ続ける姿は、過去の経験や果たされない約束を基準に現在を生きるISFJの優位機能Si(内向的感覚)の極端な形です。「家に帰りたくないと強く思う人間の前にのみ現れる」という条件も、帰る場所という主題に結びついています。

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神原駿河

ESFPエンターテイナー

弱小バスケットボール部を全国大会へ導き「神速天使」と呼ばれた、暦とひたぎの一学年下の後輩。考えてから動くのではなく動きながら状況をつかむ運動性は、目の前の現実へ身体ごと踏み込むESFPの優位機能Se(外向的感覚)に支えられています。怪異レイニーデビルに左腕を侵され、憧れの戦場ヶ原をめぐる願いから暦を襲撃。

『花物語』では自ら語り手を務め、沼地蠟花への羨望と向き合いました。

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千石撫子

ISFP冒険家

内気で人見知り、帽子と前髪で目を隠す公立七百一中学校の2年生。可愛がられる自分を演じて本心を押し殺し続けた末、『囮物語』で抑圧が決壊し北白蛇神社の蛇神と化します。感じたことを外へ出さず内側だけで抱え込むISFPの優位機能Fi(内向的感情)ゆえに、誰とも共有されない本音が圧力として蓄積していきました。のちに貝木泥舟の手引きで人間へ戻り、漫画家として歩み出します。

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老倉育

ISTJ管理者

『終物語』ファーストシーズンの中心人物で、作中屈指の数学の才能を持つ再転入生。小6で阿良々木家に保護された時期と、中1の夏休みに暦と続けた「楽しい数学」の日々を人生の基準に据え続ける姿は、過去の体験を鮮明に保存して現在を測るISTJの優位機能Si(内向的感覚)そのものです。暦がその一切を覚えていなかったことは、彼女にとって自分の土台そのものの否定を意味しました。

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怪異の専門家

忍野メメ

ISTP巨匠

学習塾跡の廃ビルに寝泊まりする放浪の怪異の専門家。自らを「退治屋」ではなく「バランサー」「交渉人」と定義し直し、「助けるわけではなく、一人で勝手に助かるだけ」という信条を相手が誰であっても曲げません。内側に自分だけの筋の通った基準を立て、それに合わない振る舞いを拒むISTPの優位機能Ti(内向的思考)が、人と怪異の中立という立ち位置を固定しています。

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貝木泥舟

INTP論理学者

詐欺師にして怪異の専門家。「金は物も命も人も心も幸せも夢も買える、つまり全ての代わりになる」という理屈を本気で運用し、「命より金が大事」を信条とします。感情に流されず内側に矛盾のない体系を組み上げ、その体系に照らして世界を測るINTPの優位機能Ti(内向的思考)の産物です。かつてひたぎ一家を詐欺で騙した過去を持ちながら、『恋物語』では自ら語り手として千石撫子と対峙しました。

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影縫余弦

ESTP起業家

不死身の怪異を専門とする陰陽師で、二つ名は「怪異転がし」、自称は「日本初の格闘派陰陽師」。この分野を選んだ理由が「やり過ぎるということがないから」という点に本質があり、加減のいらない場所で身体能力を上限まで解放するのは、現実へ全身で踏み込みその手応えを動機にするESTPの優位機能Se(外向的感覚)そのものです。

式神・斧乃木余接を使役し、込み入った術式より肉弾戦を好みます。

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臥煙伊豆湖

ENTJ指揮官

「何でも知ってるお姉さん」を名乗る、怪異の専門家ネットワークの元締め。忍野メメ貝木泥舟影縫余弦ら大学時代の後輩から情報を吸い上げ、携帯を5台使い分けて連絡を捌き、暦には具体的な段取りを指示します。目標に対して人・情報・手順をどう配置すれば結果が出るかを考え、外の世界を実際に動かすENTJの優位機能Te(外向的思考)の体現者で、目的のためには反則級の手段も選びません。

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手折正弦

INTP論理学者

『憑物語』の敵役となる人形使いで、臥煙伊豆湖のネットワークに属さない「はぐれもの」の専門家。「神様が作らなかったもの、人間が作った怪異という存在を美しい」とする自分だけの線引きを、組織の合意より優先しました。外部の権威ではなく自分の中での筋の通り方を取るINTPの優位機能Ti(内向的思考)が、彼を臥煙と袂を分かつところまで押し出しています。

斧乃木余接の作成に関わった一人でもあります。

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斧乃木余接

ISTP巨匠

影縫余弦に使役される、童女の姿をした死体の付喪神。「僕はキメ顔でそう言った」と自分の表情を自分でナレーションする話し方は、感じていることと表に出すことを切り離し、状況を一歩引いた場所から実況する姿勢の表れです。外の空気や相手の期待から距離を取り、事実と理屈だけを内側で組み立てるISTPの優位機能Ti(内向的思考)が、敵にも身内にも同じ温度で接する一定さを作っています。

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吸血鬼と吸血鬼ハンター

忍野忍

ENTJ指揮官

本名キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、「怪異の王にして最強の怪異」と呼ばれた約598歳の元・吸血鬼。人間に戻りたいと望む暦へ、三人のハンターから自分の四肢を取り戻してくるよう命じたように、常に決定し命じる側に立ちます。目的に対して人と手段を配置して結果へ届かせるENTJの優位機能Te(外向的思考)は、名と力の大半を失って暦の影に棲む今も変わりません。

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死屍累生死郎

ISFJ擁護者

キスショットが最初に作った眷属にして「初代怪異殺し」。自らの血肉から怪異殺しの剣「心渡」を作り出し、太陽に身を投じても死にきれず、灰のまま400年をかけて直江津へ戻って忍との復縁を望みました。求めたのは新しい居場所ではなく失われた昔の主従関係そのもので、過去に体験した状態を細部まで保存し現在の基準として使い続けるISFJの優位機能Si(内向的感覚)の極致と言えます。

ドラマツルギー

ESTP起業家

『傷物語』でキスショットから右脚を奪った吸血鬼ハンターで、「吸血鬼を狩る吸血鬼」を称する身長2メートル超の巨漢。両腕を大剣「フランベルジェ」に変え、身長差を活かした戦法で暦を追い詰めます。遠大な作戦も奇策もなく、体格と得物という手持ちの現実を経験に裏打ちされた形でそのまま押し付ける戦い方は、ESTPの優位機能Se(外向的感覚)が真正面に出た形です。

エピソード

ESTP起業家

キスショットの左脚を奪った、人間と吸血鬼のハーフの吸血鬼ハンター。体の3倍ほどある巨大な十字架を武器に、瞬間移動する術で間合いを一息に詰めて押し切ります。搦め手や長期の計略ではなく、目の前の状況と物体をそのまま把握して身体の動きへ即座に返すESTPの優位機能Se(外向的感覚)が一貫した戦い方です。吸血鬼を嫌う一方、吸血鬼を嫌う人間もまた嫌うという立ち位置に置かれています。

ギロチンカッター

INTJ建築家

名前のない新興宗教の大司教にして特務部隊の隊長。武器を一切持たず素手で吸血鬼を退治してきた、三人のハンター中で最高と評される実力者です。「人の世のため」という思想から自らを神と宣言し、敵対する者は存在するべきではないと演繹してみせる論の運びは、断片から結末の像を掴んでそこへ長期の道筋を引くINTJの優位機能Ni(内向的直観)に貫かれています。

慇懃無礼なほど言葉遣いは丁寧です。

物語の影に立つ者たち

忍野扇

INTP論理学者

忍野メメの姪を名乗って直江津高校に転入し、多くの事件の要所で当事者をそそのかしてきた後輩。「私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです」と自分の結論は決して言わず、質問と指摘だけで相手の説明を突き崩します。与えられた説明を内側の基準で検算するINTPの優位機能Ti(内向的思考)を、相手に強制する形で運用する存在で、その正体は暦自身の自己嫌悪が生んだ怪異でした。

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沼地蝋花

ISTP巨匠

『花物語』のキーキャラクターで、跳ばずに守り切る守備型から「毒の沼地」と呼ばれた元バスケットボール選手。左足の負傷で選手生命を絶たれた後は自称「悪魔様」として全国を放浪し、悪魔のミイラと不幸話を黙々と蒐集し続けます。外の評価や善悪の看板を借りず自分の中の基準だけで物事を仕分けるISTPの優位機能Ti(内向的思考)ゆえに、彼女は単なる悪意の存在としては描かれません。

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臥煙遠江

ENFP運動家

神原駿河の母にして臥煙伊豆湖の姉。直接の登場は『続・終物語』の鏡の世界がほぼ唯一という「不在の中心」型の人物です。「知っているとか知らないとか、そんなことはどうでもいいんだよ」という言葉どおり知の所有に価値を置かず、未知の側へ平然と踏み出す姿は、確定していない領域へ意識を伸ばすENFPの優位機能Ne(外向的直観)の表れ。

妹の伊豆湖が唯一恐れた人物とされます。