ゴウエモンのMBTIと名言・名セリフ|ESFJ・「盗みを一幕の芝居に変える召喚口上」
領事名探偵プリキュア / 怪盗団ファントム ・ 怪盗/幹部
ゴウエモンのMBTIと名言・名セリフ
ESFJ(領事)
『名探偵プリキュア!』に登場する怪盗団ファントムの一員で、首領ウソノワールに仕える幹部の怪盗です。
- E外向型
- S感覚型
- F感情型
- J計画型
ゴウエモン(ESFJ)の性格
『名探偵プリキュア!』に登場する怪盗団ファントムの一員で、首領ウソノワールに仕える幹部の怪盗です。公式サイトでは「粋でいなせな後輩思いの怪盗」「どらやきと桜吹雪をこよなく愛す」と紹介されています。銀髪でガタイの良い巨漢に歌舞伎風の化粧、黒のタンクトップに下駄、腰には桜の紋章という和風の出で立ちで、団の中では唯一「和」の要素を持つ存在です。
愛用の扇子から桜吹雪やビームを放って戦い、桜吹雪とともにハンニンダーを召喚します。名前と容姿のモチーフは大盗賊・石川五右衛門と見られ、他のメンバーが変装して盗むのに対し、彼は白昼堂々と姿を晒して力ずくで奪う強盗まがいのやり方を取ります。第3話の悪役会議に姿を見せ、第4話から本格的に登場しました。
公式サイトは彼を「粋でいなせな後輩思いの怪盗」と紹介します。
なぜESFJなのか
ゴウエモンをESFJと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
後輩の顔を立て、敗者の側から相手を称える
公式サイトは彼を「粋でいなせな後輩思いの怪盗」と紹介します。新人のるるかに先輩風を吹かせながら怪盗のいろはを教え、任務に失敗して消沈していると見るや即座にフォローに向かう。彼女の手柄を横取りせず顔を立て、必要とあらば素直に助力を乞い、その借りはきちんと返します。第17話ではるるかへの奢りのアイスを、盗むような真似はせず普通に店で買おうとしていました。
第4話の「オレも愉しませて貰ったぞ!!プリキュア!また相見えよう!!」、第7話の「面白ぇじゃねぇか」と、敗れてなお相手を素直に称賛する潔さも同じ性質です。関心が常に他者との関係に向かうこの構えは、外向的感情(Fe)を主機能に持つ人物の姿です。
どら焼きと桜、そして「粋」という型をなぞる
彼はどら焼きと桜をこの上なく愛する江戸っ子気質の人物で、怪盗団ファントムの中では唯一「和」の要素を担っています。歌舞伎風の化粧、扇子、下駄、腰の桜の紋章と、様式そのものを身にまとった出で立ちです。「粋でいなせ」という定まった型に自分を合わせる美意識、先輩と後輩という序列の遵守、盗んだ物が本来のターゲットでないと分かれば素直に返し、隠れていたのを見つけられれば躊躇なく鍵を渡す筋の通し方。
第17話でアイスを律儀に買う場面も含め、彼の行動は既存の規範と慣れ親しんだ型をなぞる形で決まっています。内向的感覚(Si)が補助機能として働いている証拠です。
学園を迷路に、列車を迷宮に読み替える発想
第7話では学園全体をからくり迷路に変えてあんなとみくるを閉じ込め、謎を解かねば永遠に脱出できないという条件まで設定しました。第19話では修学旅行の列車そのものを「迷宮トレイン」へと変貌させています。注目したいのは、自分の出したクイズを解き明かす二人の推理を、彼が途中から楽しみ出していたことです。元から周りを巻き込んで賑やかすのが好きだと評され、見た目に反して意外と頭の切れる人物とも言われます。
目の前の場をまるごと別の何かに読み替えて遊ぶこの発想は、第三機能である外向的直観(Ne)の働きといえます。
忠誠を一度も吟味しない、理屈の弱さ
彼にとってウソノワールは全ての頂点かつ全肯定すべき存在で、その前提を一度も吟味しません。ウソノワールが動けば世界が壊れてしまうかもしれないと他の幹部が焦って止めに入る中、彼だけは冷静で止める様子がありませんでした。あれほど面倒を見ていたるるかがウソノワールに脅された際も、普段の面倒見はどこへやら忠誠を極平然と優先しています。
自分に大切な物を盗まれた被害者がどうなろうと「どうでも良い」と切り捨てる線引きも同じです。第23話の「オレのせいじゃねェ!!」という理屈になっていない弁明を含め、内向的思考(Ti)が劣等機能に沈んでいることを示しています。
名場面と名言・名セリフ
盗みを一幕の芝居に変える召喚口上
ウソよ覆え! 来やがれ ハンニンダー!
怪盗団ファントムの決め台詞の中でも、彼のそれは歌舞伎の見得を思わせる大振りな口上です。マコトジュエルが宿った物品に向けて扇子から桜吹雪を吹かせ、この一声とともにハンニンダーを呼び出します。盗みそのものを舞台の一幕として演じ、桜という視覚的な華まで添える。効率だけを考えるなら口上も桜吹雪も要りませんが、彼にとっては型どおりに演じ切ることこそが仕事の一部なのでしょう。
見る者を前提に振る舞う外向的感情(Fe)と、和の様式を身にまとう内向的感覚(Si)が重なった、彼らしい名乗りです。
敗北した直後に相手を称賛する潔さ
オレも愉しませて貰ったぞ!!プリキュア!また相見えよう!!
第4話、召喚したハンニンダーが浄化された直後の一言です。他の怪盗団の二人が悔しがる場面で、彼だけは自分も楽しんだと言い切り、プリキュアの戦いぶりを素直に称賛して去りました。任務は失敗しているのに、まず相手を立てる言葉が先に出てくる。敵味方の別を越えて相手の健闘を認め、次を約束して場を締めるこの振る舞いは、外向的感情(Fe)を主機能とする人物の反射です。
プリキュア2人からの敵意が比較的弱いのも、彼がこうして関係の側から場を作り続けているからでしょう。
自分の仕掛けが解かれる過程まで面白がる
面白ぇじゃねぇか
第7話、学園をからくり迷路に変えてあんなとみくるを閉じ込め、桜の木を素体にしたハンニンダーで挑んだものの敗れた場面の一言です。注目したいのは、彼が途中から二人の推理を楽しみ出していたことです。自分の仕掛けた謎が解かれていく過程そのものを面白がり、負けてなお面白いと言い切る。学園という日常の場所を迷路に読み替えて遊ぶ外向的直観(Ne)と、周りを巻き込んで賑やかすのが好きだという外向的感情(Fe)が、同時に表へ出た場面です。
窮地すら軽口の材料に変える反射神経
熱いね~!熱くて茹で上がっちまいそうだ!
第4話の台詞で、釜茹でにされた石川五右衛門の最期にかけた洒落だと見られています。自分の名の由来をそのまま持ち出して笑いに変えるこの軽口は、聞き手がいることを前提にした表出です。深刻さを引きずらず、場を賑やかす方へ舵を切る。彼が江戸っ子気質と評され、時折歌舞伎役者のような大見得を切る癖を持つのも同じ性質の表れでしょう。
関心が常に周囲の空気へ向かう外向的感情(Fe)と、江戸の型を身にまとう内向的感覚(Si)が、一言のうちに同居しています。
追われる立場から案内役へ、場を作り替える
迷宮トレインへご案内
第19話、修学旅行の列車内でゆみのしおりを盗み、あんなとみくるに追われた際の宣言です。直後に列車は青い車両へと変貌し、車内はそのまま迷宮に変わりました。追われている当人が案内役を買って出るという転倒した構図で、走る列車を丸ごと別物に読み替えています。第三機能である外向的直観(Ne)の面目躍如といえる発想です。
一方、この回で初めて披露した車内販売員への変装は他3人と比べてもバレバレで、あまりに無理があり過ぎる女装だったと記録されています。
理屈ではなく役どころで押し通す不毛な応酬
あんな「ゆみの栞を返して」/ゴウエモン「返してと言われて返す怪盗がいると思うか?」/「思わない…思わないけど返して」/「返さない」/「返して!」/「返さない」/「どうして返さないの!!?」/「怪盗だから
「漫才じみた不毛なやり取り」と評されるこの応酬で、栞を返せと迫るあんなに対し、彼は理屈で言い負かそうとするでもなく、ただ怪盗だからと言い切って会話を打ち切りました。理由を組み立てず役どころで押し通すこの受け答えには、内向的思考(Ti)が劣等機能に沈んでいることがよく表れています。同時に、敵同士でありながらこれだけテンポの良い掛け合いが成立すること自体が、相手ありきで場を回す彼の気質を示しています。
言葉と表情が食い違う、隠しきれない罪悪感
オレのせいじゃねェ!!
第23話、彼の召喚したハンニンダーがアルカナ・シャドウを巻き込んでアンサーを攻撃してしまい、マシュタンから怒られた場面です。口では自分のせいではないと言い張りながら、顔は申し訳なさそうにしていたと記録されています。弁明が理屈になっていないのは内向的思考(Ti)が劣等機能だからであり、それでも表情に申し訳なさが出てしまうのは、相手との関係を気にする外向的感情(Fe)が先に動くからです。
後輩の顔を立て、借りはしっかり返すという普段の振る舞いとも地続きの反応でした。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
外向的感情(Fe)はゴウエモンの主機能で、公式紹介文の「粋でいなせな後輩思いの怪盗」という一行に凝縮されています。新人のるるかに怪盗のいろはを教え、失敗したと見れば即座にフォローに回り、手柄を横取りせず顔を立て、借りはきちんと返す。敗れた直後に「オレも愉しませて貰ったぞ!!プリキュア!また相見えよう!!」と相手を称え、プリキュア2人とは漫才じみたやり取りを交わして敵意すら和らげてしまいます。歌舞伎役者のような大見得も、常に観客と相手を前提にした表出です。視聴者から「人格者」「理想の上司」と呼ばれる所以がここにあります。
内向的感覚(Si)は補助機能として、彼の型へのこだわりに表れます。どら焼きと桜をこの上なく愛する江戸っ子気質、歌舞伎風の化粧と扇子と下駄、腰の桜の紋章。怪盗団の中で唯一「和」を担う彼は、様式そのものを身にまとっています。「粋でいなせ」という定まった型に自分を合わせ、先輩と後輩の序列を守り、盗んだ物がターゲットでなければ素直に返し、隠れていたのを見つけられれば躊躇なく鍵を渡す。第17話でアイスを律儀に買う場面も含め、彼の行動は既存の規範をなぞる形で決まっています。
外向的直観(Ne)は第三機能として、仕掛けを組む場面で顔を出します。第7話では学園をからくり迷路に変え、第19話では列車を「迷宮トレイン」へと変貌させました。目の前の場所を別物に読み替えて遊ぶ発想であり、見た目に反して意外と頭が切れると評される所以でもあります。自分のクイズを解き明かす二人の推理を途中から楽しみ出したように、思いつきが転がっていく過程そのものを面白がる。ただし第三機能である以上その運用は安定せず、第19話の変装が他3人と比べてもバレバレだったように、詰めの甘さが同時に出ます。
内向的思考(Ti)は劣等機能で、彼の最大の死角です。ウソノワールを全ての頂点かつ全肯定すべき存在として受け入れ、その前提を一度も検証しません。世界が壊れてしまうかもしれないと他の幹部が焦って止めに入る中、彼だけは冷静で止めようとしませんでした。面倒を見ていたるるかが脅された際も忠誠を極平然と優先し、被害者がどうなろうと「どうでも良い」と切り捨てます。第23話の「オレのせいじゃねェ!!」という理屈になっていない弁明も、筋道を立てて自分の立場を説明する力の弱さを物語っています。
人間関係と相性
ゴウエモンと関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
ニジー(ENTP)── ESFJとの相性
ゴウエモンから見たニジーは、同じ怪盗団の同僚でありながら距離のある存在です。ゴウエモンは彼を「ニジー」と呼びますが、ニジー側からは「君」と冷ややかに扱われ、その熱血ぶりは「ウソノワール以外の怪盗達からは疎まれている」と評されています。第6話でニジーが奈落へ落とされた処刑未遂の場では、ゴウエモンはアゲセーヌとともに顔面蒼白になりつつ、その様子から引いて見ていました。
第24話では「ニジーのやつ、しくじったな。」と、同情よりも事実確認に近い言い方で片付けています。ESFJの外向的感情(Fe)は、集団の中で誰に合わせるべきかを敏感に判断する機能です。ゴウエモンの場合その向き先はウソノワール一点に固定されており、彼にとってウソノワール様は全ての頂点かつ全肯定すべき存在です。
だからこそ、同じ忠誠を掲げながら独断で寄り道し、Ne的に「より美しい結末」を求めて失点を重ねるニジーは、共感の対象になりません。第25話でニジーから3人がかりの密室フィールドを求められた際も、他の幹部達が焦ったり止めに入ったりする中で彼だけは冷静で、ウソノワールを止めようとはしませんでした。
森亜るるか(ISTP)── ESFJとの相性
ゴウエモンは公式紹介文でも「粋でいなせな後輩思いの怪盗」と紹介されており、その後輩とはるるかのことです。彼女を「新人」と呼び、先輩風を吹かせながらも怪盗としてのいろはを教えようとし、任務失敗で消沈していると思えばフォローし、彼女の手柄を横取りせず顔を立て、必要とあれば素直に助力を乞うてその借りをしっかり返します。
第4話では漫画原稿を狙ってるるかを引き連れ、既に在処を推理していた彼女の推理力を絶賛しました。第11話では「失敗は成功の元だ」と慰めましたが、るるかは「いいえ、わたしに失敗はない」と即答しています。第17話ではるるかへの奢りのアイスを盗まずに普通に店で買おうとするなど、泥棒の割に律儀です。ESFJの外向的感情(Fe)は、集団内の役割と面子を整えることに向かいます。
ゴウエモンの面倒見は、後輩を立てれば場が回るというFeの働きそのものです。ただしISTPのるるかは内向的思考(Ti)で自分の解法を持っており、先輩風を少々鬱陶しがってもいます。そして第25話では、ゴウエモンはアルカナ・シャドウを力で押して敗北させ、彼女を作中初の変身解除に追い込みました。
ウソノワール(INTJ)── ESFJとの相性
ゴウエモンのウソノワールへの忠誠は、怪盗団の中でも徹底しています。「ウソノワールの為ならばどんな悪事も躊躇いなく平然と行い、自分に大切な物を盗まれた被害者がどうなろうと『どうでも良い』と切り捨てる」と評され、「ウソノワール様が彼の中では全ての頂点かつ全肯定すべき存在であると見做されているようだ」とまとめられています。
第4話では出撃を命じられ、その活躍をオペラグラス越しに観察され、この回で初めてウソノワールの名を明かしました。ウソノワール側も彼の失敗には寛大で、ニジーへの当たりの強さとは明確な差があります。そして第25話、ウソノワールが動けば世界が壊れてしまうかもしれないと他の幹部達が焦ったり止めに入ったりする中、彼だけは冷静でウソノワールを止める様子がありませんでした。
ESFJの外向的感情(Fe)は、自分が属する集団の価値基準を丸ごと取り込む機能です。ゴウエモンの場合その基準点がウソノワール一人に設定されているため、INTJの内向的直観(Ni)が描く計画の中身を問い直すという発想自体が生まれません。るるかが脅された際に普段の面倒見を捨てて忠誠を平然と優先したのも、まったく同じ構造です。
マシュタン(ESFJ)── ESFJとの相性
ゴウエモンとマシュタンは同じESFJですが、外向的感情(Fe)の向き先が正反対です。ゴウエモンのFeは組織の頂点であるウソノワールに固定され、そこから逆算して後輩のるるかを立てます。対してマシュタンのFeはるるかとの二人組という身内に向かい、上位者への忠誠には関心を示しません。だからマシュタンは、何かとるるかを任務に誘うゴウエモンを「面倒なのが出た」「余計なお世話」「なんで私達が」とぼやき、仲間意識はほとんど抱いていないと評されるのです。
第7話でゴウエモンが謎解きに夢中になると「聞いてないし…アタシ達は見物させてもらいましょ」と傍観に回り、第10話では「どら焼き買ってくるから待ってろだなんて、本当意味分かんない」と買い物待ちを愚痴りました。第23話、ゴウエモンのハンニンダーがアルカナ・シャドウを巻き込んで攻撃した際には「味方を狙ってどうするのよ!
!」と怒られ、彼は「オレのせいじゃねェ!!」と言いながらも申し訳なさそうな顔をしています。怒られると弱いこの反応こそが同型の共通点です。ただしマシュタンは彼をるるかと同様にそこまで嫌ってはおらず、第17話のアイスの誘いのように利害が合えば同行します。
明智あんな(ENFP)── ESFJとの相性
明智あんなはゴウエモンにとって、敵でありながら最も愉しい遊び相手です。第4話でハンニンダーを浄化された際、他の怪盗団の二人のように悔しがらず「オレも愉しませて貰ったぞ!!プリキュア!また相見えよう!!」と素直に称えたことが、この関係の性質を決めました。第7話では学園をからくり迷路に変え、謎を解けなければ永遠に脱出できないと宣告しておきながら、途中からはあんなたちの推理そのものを楽しみ出し、敗北後も「面白ぇじゃねぇか」と称賛して去っています。
第19話では依田ゆみの旅行のしおりを盗み、「ゆみの栞を返して」「返してと言われて返す怪盗がいると思うか?」「思わない…思わないけど返して」「返さない」「どうして返さないの!!?」「怪盗だから」という漫才じみた応酬を繰り広げました。ESFJのゴウエモンはFe主導で場の空気を作り、Siで様式や作法を重んじます。
だから盗みすらも一つの興行として、客であるプリキュアと成立させたがるのです。一方ENFPのあんなはNe-Fiで、相手が敵であってもまず一人の相手として真っ直ぐ向き合ってしまいます。この二つが重なると、敵対しているはずの関係が掛け合いとして噛み合ってしまう。プリキュア二人からゴウエモンへの敵意が比較的弱いのは、彼のFeがきちんと相手へ届いているからにほかなりません。
家入しるく(ESFJ)── ESFJとの相性
家入しるくとゴウエモンは同じESFJでありながら、Feの向き先が正反対に置かれた二人です。第22話、明智あんなに変装したるるかがしるくに看破された直後、壁に隠れていたゴウエモンが合流してしるくと対峙します。開演が迫るなか、しるくは「一番大切なもの、それは舞台を待つお客さん。そして、そのお客さんと作る新たな想い出」と自ら覚悟を口にし、思い出のイヤリングをるるかとゴウエモンへ手渡しました。
ゴウエモンの側から見れば、奪う手間すら要らない完全な勝利です。しかし粋でいなせを身上とする彼の作法からすれば、相手が自分の一番を差し出す姿は本来もっとも称えるべきものでもあります。ESFJ同士の個性差はここに出ます。ゴウエモンのFeは首領ウソノワールという上位者に固定されており、彼にとってウソノワール様は全ての頂点かつ全肯定すべき存在です。
実際、後輩思いで知られる彼が、るるかがウソノワールに脅された場面では普段の面倒見をどこへやら、忠誠を平然と優先しました。対してしるくのFeは観客と仲間へまっすぐ向かい、守るべきものを自分の判断で選び取ります。同じ「人のために動く型」でも、忠誠の宛先を組織の上位者に置くか、目の前の相手に置くかで、ここまで行動が変わるのです。