唐沢克己のMBTIと名言・名セリフ|ENFP・組織を回す欲張りな交渉役
運動家ワールドトリガー / 界境防衛機関ボーダー本部 ・ 外務・営業部長 / 交渉・資金調達担当
唐沢克己のMBTIと名言・名セリフ
ENFP(運動家)
ボーダー本部の外務・営業部長。
- E外向型
- N直観型
- F感情型
- P探索型
- 年齢33歳
唐沢克己(ENFP)の性格
ボーダー本部の外務・営業部長。資金調達から三門市・県・国・外国との協議や交渉までを一手に担い、この人が居ないとボーダーは回らなくなると言われる重要人物である。城戸正宗にスカウトされて入隊し、一応は城戸派だが、本人曰く「欲張り」で、相手が近界民であっても利用価値を見れば排除より懐柔を選ぶ。
唐沢は自らを「欲張り」と称し、たとえ相手が近界民であっても利用価値があると見れば排除より懐柔を優先する。
なぜENFPなのか
唐沢克己をENFPと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
選択肢を捨てない「欲張り」な発想(Ne)
唐沢は自らを「欲張り」と称し、たとえ相手が近界民であっても利用価値があると見れば排除より懐柔を優先する。強行排除か迎撃かで割れる上層部の中で、彼だけが第三の道を探し続けているのだ。目の前の対立軸をそのまま受け取らず、まだ試していない可能性を数え上げる思考は、ENFPの主機能Ne(外向的直観)の典型である。
人の値打ちを独自の物差しで見抜く(Fi)
唐沢は三雲修を「馬鹿正直なヒーロー」と評し、これでクビとは勿体ないと考えていた。組織の評価軸では減点対象になる人物を、彼は別の価値で見ている。染井についても、初日の特別課題で出した解答とその理由から将来の幹部候補に入れてよいと発言した。肩書きではなく中身で人を測るこの目は、ENFPの補助機能Fi(内向的感情)が働いた結果だ。
組織のルールより機会を優先する行動
大規模侵攻後、唐沢は独断で修を病院から記者会見の場に連れ出し、自身の過失を弁明する機会を与えた。根回しと仕込みで固められた会見の設計を、その場の判断で覆したのである。以来、鬼怒田や根付からは修を贔屓していると思われているが、彼は手続きより「今しかない機会」を取る。ENFPらしい即興性の表れだ。
感覚論に見えて理由は明快(Te)
遠征選抜試験で根付から気になる部隊を問われた唐沢は、戦闘は分からないと前置きしつつ閉鎖環境試験について諏訪7番隊を挙げた。周囲は修への贔屓を疑ったが、彼は「唯一隊長経験者が3人いる」という理由を示して納得させている。直観で当たりを付けた後、説明できる根拠に落とす。ENFPの第三機能Te(外向的思考)が効いた瞬間である。
名場面と名言・名セリフ
修に反撃の機会を与える
ヒーローにも反撃の機会が与えられるべきだろう?
大規模侵攻後、唐沢が独断で三雲修を病院から記者会見の場へ連れ出したときの発想を象徴する言葉だ。組織にとって都合のよい筋書きは既に用意されていた。それでも彼は、一方的に責を負わされる側に反論の場を用意する。ENFPの主機能Ne(外向的直観)は決まった筋書きを崩す道を見つけ、補助機能Fi(内向的感情)が「その人物にはその値打ちがある」と背中を押す。
彼の行動原理がよく出た一言である。
自分を「欲張り」と称する
欲張り
一応は城戸派に属しながら、唐沢が自分を評した言葉である。近界民を排除するか迎撃するかという二択の中で、彼は「利用価値があるなら懐柔もある」と第三の道を置く。片方を選べば片方を失う、という前提そのものを受け入れないのだ。ENFPのNeは常に選択肢を増やす方向に働く。この欲張りさが、無名時代のボーダーをここまで発展させた原動力になっている。
若さを理由にしない人材観
小学生を相談役にした経営者を知っている
染井を将来の幹部候補に入れてよいと発言した唐沢に対し、若すぎるという反対意見が出たときの返答である。年齢という一般論に対して、彼は自分が実際に知っている前例を持ち出して封じた。ENFPは常識で線を引かれることを嫌い、実例で反証する。年齢や立場よりも、その人が何を考えて何を答えたかを見る唐沢の人材観が端的に表れている。
修に与えた評価
馬鹿正直なヒーロー
唐沢が三雲修に与えた評である。組織の規律から見れば修は問題児だが、唐沢は彼の馬鹿正直さを欠点ではなく資質として捉え、これでクビとは勿体ないと考えていた。ENFPの補助機能Fi(内向的感情)は、世間の評価とは別に自分の価値基準を持つ。上層部の中でただ一人、修の不器用さを価値として数えられたことが、後の記者会見での行動につながっていく。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
Ne(外向的直観)。与えられた二択を疑い、まだ誰も試していない三つ目の道を探す。近界民でさえ利用価値があれば懐柔の相手に数える発想は、可能性を捨てられないNeそのものだ。
Fi(内向的感情)。人を組織の評価軸ではなく自分の物差しで測る。修の馬鹿正直さを資質と見なし、染井の解答から幹部候補と判断するなど、値打ちの見立てが常に個人的で具体的である。
Te(外向的思考)。直観で目星をつけた後、他人を納得させる根拠に落とす力を持つ。諏訪7番隊を推した理由を「唯一隊長経験者が3人いる」と示して見せたやり取りが分かりやすい。
Si(内向的感覚)。前例や段取りを守ることには関心が薄い。念入りに仕込まれた記者会見の筋書きを独断で崩し、根付の計画を狂わせてしまうあたりに、手続きへの無頓着さが出ている。
人間関係と相性
唐沢克己と関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
城戸正宗(ENTJ)── ENFPとの相性
城戸にスカウトされて入隊した経緯を持ち、一応は城戸派に数えられる。ただし排除一辺倒ではなく懐柔も選択肢に置く一歩引いた価値観のため、城戸から直接意見を求められることもある。ENTJのTeが決断を下し、ENFPのNeが別の可能性を差し出す。噛み合いのよい上下関係だ。
三雲修(INTJ)── ENFPとの相性
修を「馬鹿正直なヒーロー」と評し、クビにするには勿体ないと考えていた。大規模侵攻後には独断で病院から記者会見に連れ出し、弁明の機会を与えている。ENFPのFiが修の資質を見抜き、INTJのNiがその場を自分の言葉で切り抜けた。上層部で唯一、修の側に立った大人である。
根付栄蔵(ISTJ)── ENFPとの相性
万全の仕込みで記者会見に臨んだ根付の計画は、唐沢のスタンドプレーによって狂わされた。以来、修を贔屓していると見られている。ISTJのSi-Teが段取りを固めるほど、ENFPのNeがその外側に道を作ってしまう。上層部で最も相性のねじれた組み合わせである。
鬼怒田本吉(ESTJ)── ENFPとの相性
同じ上層部に並ぶ間柄で、鬼怒田からは修を贔屓にしていると思われている。遠征選抜試験で唐沢が諏訪7番隊を挙げた際も同様に疑われたが、理由を示すと一応は納得した。ESTJのTeは根拠を出されれば折れる。理屈で話が通じる相手であることが、二人のやり取りから分かる。
忍田真史(ESTJ)── ENFPとの相性
同い年の33歳で、ボーダーが無名時代からここまで発展したのは彼らの働きがあってこそと言われる。ESTJの忍田が防衛の秩序を固め、ENFPの唐沢が外の世界から資金と関係を引いてくる。守りと開拓、まったく違う方向を向いた二人が組織の両輪になっている。