鬼怒田本吉のMBTIはESTJ|実績で押し通す開発室長
幹部ワールドトリガー / 界境防衛機関ボーダー本部 ・ 開発室長 / ボーダー上層部
鬼怒田本吉のMBTI
ESTJ(幹部)
ボーダー本部の上層部の一人で、開発室長を務める48歳。
- E外向型
- S感覚型
- T論理型
- J計画型
- 年齢48歳
鬼怒田本吉(ESTJ)の性格
ボーダー本部の上層部の一人で、開発室長を務める48歳。高圧的で口は悪いが、ゲート誘導システムの開発や本部基礎システムの構築など、組織の土台となる仕事をすべて手がけてきた実績の男である。別れて暮らす中学1年生の娘がおり、同い年の雨取千佳には親心を抱いている。
鬼怒田は高圧的で口が悪く、会議でも遠慮なく声を張る。
なぜESTJなのか
鬼怒田本吉をESTJと判断した根拠を、作中の描写にそって整理します。
偉そうにするだけの実績がある(Te)
鬼怒田は高圧的で口が悪く、会議でも遠慮なく声を張る。だが彼はゲート誘導システムの開発や本部基礎システムの構築など、ボーダーが組織として成り立つための重要な仕事を全て担ってきた。結果を出した者が発言権を持つという分かりやすい力学を体現しており、ESTJの主機能Te(外向的思考)が最も素直な形で表れた人物といえる。
起きた事故を恒久対策に変える(Si)
雨取千佳の砲撃で本部の壁に大穴があいた一件を、鬼怒田は清々しい笑顔で許した上で、開発室長として壁の障壁を強化した。感情で処理して終わりにせず、二度と同じ被害が出ない構造に作り替えたのである。この外壁強化が直後の大規模侵攻でイルガーの自爆攻撃を防ぎ、本部の陥落を食い止めた。ESTJの補助機能Si(内向的感覚)が最良の形で働いた例だ。
有事に技術より人命を取る即断
本部にエネドラが侵入してきた際、鬼怒田は部下に対し、持ち場を放棄して構わないので死なないことを優先しろと即断で命じている。開発室長にとって設備や研究成果は自分が築いたものそのものだが、それを迷わず切り捨てた。優先順位が崩れないESTJは、緊急時ほど判断が速い。
情の見せ方が不器用(劣等Fi)
別居する中学1年の娘と同年齢の千佳には重なる部分があるらしく、鬼怒田は親心を抱いている。しかしその表し方は、大規模侵攻後に千佳へもベイルアウトを持たせるべきだとごり押しするという形をとった。気持ちを言葉ではなく仕様と制度で示す。ESTJの劣等機能Fi(内向的感情)の扱い方がよく分かる振る舞いである。
名場面と名言・名セリフ
手段を選ばない現実主義
必要なら荒っぽい手も使おう
鬼怒田を象徴する一言である。目的が正しいと判断すれば、彼は手段の穏当さにこだわらない。ESTJの主機能Te(外向的思考)は結果に至る最短経路を選び、そこに躊躇を挟まないからだ。高圧的で口が悪いという評は、この言い切りの姿勢の裏返しでもある。実際に組織の土台を作り上げてきた実績があるからこそ、この言葉には重みが乗る。
作者が付けた「デキるたぬき」という評
デキるたぬきの代名詞
作者によるキャラ評で鬼怒田に与えられた呼び名だ。桁外れの開発能力と引き換えに人間の姿を失う取引を悪魔と交わしたたぬき、という戯画的な紹介が続く。愛嬌のある見た目とは裏腹に、彼が担ってきたのはボーダーの基礎そのものである。ESTJは組織の骨格を作り、それを黙々と維持する役回りに強い。マスコット扱いされながら本部の土台を支えている構図が、この評に凝縮されている。
認知機能のスタック
4つの認知機能がどの順で働いているかを見ていきます。
Te(外向的思考)。目的に対して最短で効く手を選び、言い方の角を丸めない。ゲート誘導システムや本部基礎システムを構築してきた実績が、その物言いの裏付けになっている。
Si(内向的感覚)。一度起きた被害を教訓として構造に落とし込む。千佳が開けた壁の穴を許した上で外壁を強化し、それが大規模侵攻での本部陥落を防いだ流れが典型例だ。
Ne(外向的直観)。「必要なら荒っぽい手も使おう」と言えるように、正攻法に固執せず状況次第で別の手を持ち出す柔軟さがある。ただしその発想は常に現実的な範囲に収まる。
Fi(内向的感情)。情がないわけではなく、表し方が不器用なのだ。娘と同年齢の千佳への親心を、ベイルアウトを持たせろというごり押しでしか表現できないあたりに、その扱いにくさが出ている。
人間関係と相性
鬼怒田本吉と関わりの深い人物との相性を、性格タイプの観点から見ていきます。
雨取千佳(ISFP)── ESTJとの相性
別れて暮らす中学1年の娘と同い年ということもあり、鬼怒田は千佳に親心を抱いている。彼女の砲撃で本部の壁に大穴があいた際も清々しい笑顔で許し、大規模侵攻後は千佳にもベイルアウトを持たせるべきだとごり押しした。ESTJの情は、制度と仕様という形で相手に届けられる。
唐沢克己(ENFP)── ESTJとの相性
同じ上層部に並ぶ間柄だが、大規模侵攻後に唐沢が独断で修を記者会見へ連れ出して以来、鬼怒田は彼が修を贔屓していると見ている。遠征選抜試験でも同様に疑ったが、理由を示されると一応は納得した。ENFPの直観にESTJが理屈で追いつく、そんな関係である。
根付栄蔵(ISTJ)── ESTJとの相性
同じ上層部の一員で、唐沢が修を贔屓しているという見方を共有している。ESTJの鬼怒田が組織の設備と技術を守り、ISTJの根付が組織の評判を守る。守る対象は違っても、積み上げたものを崩されたくないという感覚は同じだ。Te-Si系同士、話の前提が揃っている二人である。
加古望(ENTP)── ESTJとの相性
過去に加古から加古隊への勧誘のターゲットにされたことがある。開発室長という立場の人間まで狙うENTPの発想の広さと、それを受け流したESTJの現実感覚の対比が面白い組み合わせだ。可能性から入る加古と、役割から入る鬼怒田。噛み合いそうで噛み合わない二人である。